なぜ左派は負け続けるのか

なぜ日本の左派はこんなに弱いのか?ネトウヨが歴史を振返りながら考察するブログ

菅直人の評価が定まりつつある

福島原発事故に関する事故調査・検証委員会の中間報告がまとまった。


原発事故、官邸内で情報分断…避難混乱の一因に : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

東京電力福島第一原子力発電所事故に関する政府の「事故調査・検証委員会」(畑村洋太郎委員長)の中間報告の概要が明らかになった。


 官邸内のコミュニケーション不足や重要情報の公表の遅れなど、政府の情報の収集・伝達・発信に問題があったことを指摘。東電の初期対応では、原子炉の冷却操作で誤認や判断ミスがあったことも明らかにし、批判している。26日に公表される。

事故調査・検証委員会は犯人探しを目的としていないために名指しを避けているが

官邸がコミュニケーション不足による連携失敗に陥った最大の要因が

官僚不信で怒鳴りまくっていた菅直人であることは震災直後の様々な報道から明らかである。

また、最近もそれを裏付ける証言が色々と出ている。



菅氏の原発視察どなり声ばかり…池田・前副大臣 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

東京電力福島第一原子力発電所事故で現地対策本部長を務めた池田元久前経済産業副大臣が、3月11日の事故発生から5日間の様子を手記としてまとめた。


 菅前首相は事故翌日の12日に原発を視察した際、待機していたバスの中で東電の武藤栄副社長(当時)と対面したが、「(菅氏は)初めから詰問調で、どなり声ばかり聞こえ、内容はよく分からなかった」という。

 さらに、菅氏が大勢の作業員を前に「何のために俺がここに来たと思っているのか」とどなり散らしたとし、池田氏は「首相がこの時期に現地視察したことを含め、指導者の資質を考えざるを得なかった」と述懐。手記では経済産業省原子力安全・保安院などの対応も取り上げ、「原子力安全神話に包まれていたのではないか」と総括した。


ちなみに池田元久議員は菅グループに所属し、菅内閣の時に初めて財務副大臣に就任した菅直人に近い人物である。

その人にすら総理としての資質を疑われる有様であった。

東電の社員に対して怒鳴りまくり到底コミュニケーションなど取れる状況ではなかった。

この現地視察と同じ光景が官邸でもあったのだろう。

人の話を聞かず怒鳴りまくった菅直人

官僚不信をむき出しにして、官邸だけでなく行政組織全体を機能不全に陥らせた菅直人

東日本大震災復興構想会議』の議長代理だった御厨貴東京大学教授の証言にもこうある。


「首相の器」を考える:日経ビジネスオンライン

池上:この夏まで首相だった菅直人さんも、徹底的に「官僚外し」を促進した一人でしたね。

御厨:菅さんの官僚嫌いは昔から有名ですが、「根っから官僚の存在そのものがいやというくらい嫌いなんだ」と痛感したことがあります。

 2011年4月に発足した「東日本大震災復興構想会議」の議長代理を私が務めて、提言をまとめた後のことです。提言の作成ご苦労さまでした」と言われました。

 私は答えました。「いやいや、苦労したのは、私たちではありません。事務局を担った30代40代の官僚たちが一生懸命やってくれたおかげです。彼らのつくった提案がとても素晴らしかったんです。私たち委員はそれに乗っかっただけですよ」。

 「え、官僚?」
 あのときの菅さんの驚いた顔は今も忘れられません。

 そんな菅さんにこちらも驚きました。菅さんは、復興構想会議に官僚たちで構成される事務局がついている事実を知らなかったんです。
「事務局があったんですか?官僚が事務局をやっていたんですか?」
 菅さんは私に尋ねました。
 さらに疑わしい目で、「彼らは信用できますか」とたたみかけました。
 菅さんは、官僚たちがちゃんと仕事をした、という事実そのものを、どうやら認めたくなかったようなのです。

病的なまでの官僚不信である。

行政の長である総理が官僚組織を全く信用していなかったのだ。

官邸内の情報伝達が上手くいかないのも至極当然なのである。

世論やはてブには菅直人を未だに信じている人たちが少なからずいるが

彼らには一刻も早く目を覚ましてもらいたいものだ。

彼らが信じている『東電撤退阻止』という話も

池田元久議員が語ったような状況下で、菅直人が東電首脳との間に意思疎通出来なかった結果の『勘違い』でしかない。




菅直人は統治に失敗したリーダーだった。

東電との意思疎通はおろか、官僚組織のマネジメントすら出来なかった。

官邸内ですらコミュニケーションが取れずまともに連携できていなかった。

そしてその原因は、官僚不信・東電不信に凝り固まり怒鳴り散らしまくった菅直人という人間の性質にある。



やはり、私が震災後から書いていた方向に菅直人の評価は定まりそうだ。