【大阪】教育の聖域化が招き寄せた怪物

橋下徹の教育改革が止まらない。

お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

大阪市の橋下徹市長は11日の市議会一般質問で、市立小中学校の道徳教育の内容を監視する第三者機関を設ける考えを明らかにした。


 橋下市長は「道徳教育は中身が問題。現場に任せて、君が代を立って歌うことにぐじゃぐじゃ言われる教育をやられたらたまったもんじゃない」と、国歌を起立斉唱しない教職員を問題視したうえで、「第三者機関をつくって監視してもらいたい」と述べた。

初めに高めの要求をぶつけて交渉のペースを握ろうとするのは橋下お得意のパターンだが

当の大阪の教育関係者にとっては次から次へと要求をぶつけられてかなり大変だと思う。

しかし、このような事態を招いたのは『教育の独立』に胡坐をかき市民の信頼を失った教育関係者自身に原因があるのもまた事実なのである。



◆教育の聖域化が招き寄せた怪物


戦前の反省から戦後の教育行政は政治の介入がタブー視された。

そして教育行政は権力から直接介入を受けなくなったが、同時に閉鎖的なものとなっていった。

その結果、公立学校の教育は学力向上を願う保護者の意向から乖離したものになり

保護者たちの不満が渦巻くことになった。

とりわけ学力低下が顕著だった大阪では保護者の公立学校への信頼は大きく揺らいでいた。

それに目をつけたのが保護者が多い20代30代を大きな支持層とする橋下徹である。

橋下の教育改革方針に両手を挙げて賛成する保護者はそれほど多くないかもしれない。

しかし大阪の教育が現在のままでいいかと問われれば殆の保護者がNOと答えるだろう。

『教育の独立』を盾に惰眠を貪り自己改革を怠り保護者の信頼を失った教育行政。

橋下徹は教育の聖域化が招き寄せた怪物と言えるだろう。