【増税】ただただ無駄だったこの2年間

膨らみ続ける社会保障費をどうするかが

バブル後の日本政治において最大の問題だった。

税収が落ち込む中、税収に見合うように社会保障費を抑制するか

維持する代わりに相応の税負担をしてもらうか

どちらかの選択をしなければならなかったが

選挙で負けることを恐れた自民党政権は代々決断を先送りし

莫大な借金でその穴埋めをした。

しかし国債発行も限界に近づき先送りできないと国民も自民党も観念しはじめた、その時に登場したのが小泉純一郎である。

小泉は増税でなく社会保障の大幅な抑制をしようとしたが、しかしそれは「格差社会反対」と国民から強い非難を受けることになった。

その結果、社会保障費の抑制を小幅にする代わりに消費税を含む増税で相応の負担を国民がする、麻生が言った「中福祉中負担」に落ち着いたー

はずだった。

問題の先送りによる膨大な借金と大幅な歳出削減を経て国民が選んだのは「それなりの社会補償とそれに応じた税金」のはずだった。

しかし、ここで「増税も社会保障費削減もしなくていい。予算組み換えと無駄削減でなんと毎年16兆円もでるんですから!!」と国民に訴えた馬鹿集団が出てくる。

民主党である。

そして残念ながらこの馬鹿集団が政権をとってしまった。

案の定毎年16兆もの金が出てくるはずも無く、歳出削減もされないままバラマキマニフェストが自民党時代の予算に乗っかることになった。

政権交代から2年たち、馬鹿集団民主党の人たちも「国債発行もう限界。社会保障費を賄うには増税」という結論に至った。

そして野田総理をだけでなく民主党の政権交代を煽りまくった朝日新聞や与良政男などの民主党応援団も消費増税を狂ったように唱えている。

(自分は増税でなく社会保障費大幅削減をすべきと思っているが)まあ小泉改革に対するあの基地外じみた格差批判をみると社会保障に対応するためには増税しか現実的にはないかなと自分も思う。

思うけどね・・・

じゃあ、あの2年前の総選挙で、いやもっと前の2007年の参院選後から民主党が言ってきた「増税も社会保障費カットも必要ありません!」というのはなんだったのか。

福田・麻生のやろうとしたことでよかったんじゃないのか。

野田政権が必死で消費増税を訴えるのを聞きながら

この2年間は全くの無駄だった、というため息しか出てこない。

もはや民主党の崩壊を笑う気すら起きない。


この2年間は無駄だった。

ただただ無駄な2年間だった。