なぜ左派は負け続けるのか

なぜ日本の左派はこんなに弱いのか?ネトウヨが歴史を振返りながら考察するブログ

【民主党】議事録が作られなかった理由

お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

日本の国家的危機への対応はなぜ記録されなかったのか。会合の大半に官僚がいたにもかかわらずだ。政府関係者は、昨年3月の東日本大震災の直後、災害対応に忙殺されたことを理由に挙げる。「電力需給に関する検討会合」の事務局の内閣官房職員は、「昨年3月の被災直後は業務が多忙で、正直なところ、議事録作成まで頭が回らなかった」と釈明する。

何故議事録が作られなかったのだろうか。

官僚の抵抗や忙しかったからなどと色々言われているが

答えは単純である。

記録をとられると本音で話せなくなる事を嫌がった民主党政権が議事録を作らせなかっただけである。


■鳩山政権のときから作られなかった議事録

今回NHKが報道して大きな問題となった議事録の件だが

震災直後の昨年5月ごろにも既に報じられていた。

しかし、自分は5月以前に「本音で話せなくなるから議事録は作らない」という記事をどこかで見たなと思ったのだが、それに当たる記事を見つけることが出来なかった。

で、今日何気なく検索していたら思いがけなくその記事を見つけた。

鳩山内閣、議事録残さず 政治主導の検証困難 - 47NEWS(よんななニュース)

鳩山内閣、議事録残さず 政治主導の検証困難

 鳩山内閣が政治主導の舞台としている閣議や閣僚懇談会、閣僚委員会、政務三役会議の議事録を基本的に残さない方針を続けている。「議事録作成が前提となれば政治家同士の自由な意見交換が妨げられる」との理由だが、関係者からは「政策決定のプロセスを歴史的に検証できない」と懸念する声も出ている。

 鳩山内閣では各府省ごとに閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」が政策を立案し決定。複数の府省にまたがる重要課題は担当閣僚で「閣僚委員会」をつくり調整するなど、官僚に関与させない仕組みだ。

 閣議や閣僚懇談会については旧政権下でも議事録を残していなかったが、これには事務次官会議で事前に発言内容を調整していたという背景もある。鳩山内閣では事務次官会議を廃止したため、閣議での発言はこれまで以上に政策決定の上で重要な意味を持つのは間違いない。

 平野博文官房長官は議事録作成に否定的な意向を示し「自由闊達な意見を述べてもらい方向性を出していく場だ」と強調。「記者会見や背景説明により、透明性を確保できる」との立場を崩していない。

平野元官房長官述べているように鳩山政権は後で検証されると自由に喋れないという理由で議事録作成を意図的に行わなかった。

政治主導で事前に発言内容を調整する事務次官会議を廃止するなら閣議と閣僚懇談会の議事録作成は政策決定プロセスの検証のためにも絶対になされなければならなかったはずだ。

しかし、民主党政権は責任追及を避けるために作成しなかった。

そしてそれは菅政権でも続いた。

震災時、官僚不信をあらわにした菅直人によって官僚たちは政策決定から外され

閣議や閣僚懇談会の議事録の重要性は益々大きくなったが作成されなかった。

そして議事録がないことが問題視されるようになった後も作成されなかった。

こうなると菅政権も意図的に作成しなかったと見て良いだろう。

民主党の人たちは政治主導といいながら自分たちの政策決定プロセスが検証されることを拒んだのである。




尖閣の問題のときにも民主党政権は外交を放棄して検察官に責任を押し付けたが

民主党の人たちにはどうも自分たちが責任を追求されることを避けるためには

国家に損害を与えることも厭わない傾向がある。

東日本大震災の政府対応を分析することは日本の将来の危機管理にとって非常に有益なものになったはずだが

民主党の人たちが「後で検証されるとなると本音が言えない」と国家の利益よりも自己の利益を優先した結果、議事録は作成されず検証は非常に難しくなってしまった。

民主党の人たちには国家を担う大事な根幹部分がすっぽりと抜けているということを今回もまた再確認することになった。

政権交代で日本は多くのものを失ったが、また一つ大きなものを失ったことが明らかになったということである。