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なぜ左派は負け続けるのか

なぜ日本の左派はこんなに弱いのか?ネトウヨが歴史を振返りながら考察するブログ

【政治】無党派層から支持されない自民党

日経の世論調査(参照)によれば現在の政党支持率、衆院投票先は以下のとおりとなっている。

政党支持率 民主 16%  自民 32% 維新の会 7%

衆院投票先 民主 11%  自民 27% 維新の会 13%

これを見れば分かるように自民党が現状では圧倒的優勢であるように見える。

この流れの中で行われた鹿児島3区補選、保守層の厚い鹿児島での選挙ということもあり自民党候補が圧勝するのが大方の予想だった。

しかし実際は5千票差まで詰め寄られる接戦となった。


■都市で逆転された鹿児島補選

メディアによる序盤・中盤の情勢調査でも宮路『先行』としたのが多かったことを見れば、選挙中盤まで自民党候補が圧倒的に勝っていたことが分る。

それがここまでの接戦となったのは、無党派層の取り込みで自民党候補が負けたからである。

鹿児島3区で人口が最も多い薩摩川内市1では

野間 27,740
宮路 20,294

と自民党候補が7千票も差を付けられてしまった。

NHKの出口調査でも無党派層では野間に60%が投票し、宮路は30%に留まった。

地方組織、地方議員をフルに活動させ農村を中心に票を積み重ねてったが、都市部で無党派層の支持を得られず差を一気に縮められた。

保守が強い県で自民党候補が圧倒的優勢を予想されながら無党派層を取り込めず追い上げられるパターンが山口知事選から続いている。


■無党派層を取り込めない自民党

8月に行われた山口知事選でも自民党から支援を受けた山本繁太郎が圧倒的優勢と選挙前には予想されていた。

しかし蓋を開けてみれば、泡沫候補ではと一部で囁かれた飯田哲也が18万票余りを獲得し自民党に冷や汗をかかせる結果となった。

山口知事選、鹿児島補選から見えるのは、自民党復調と言われながらも人口が集中する都市では相変わらず弱いということだ。

無党派層を取り込めない理由は大きく3つあると思う。

まず候補が悪すぎたということがある。

山口知事選の山口繁太郎は元官僚で選挙中に体調を崩して後半まともに選挙活動できなかった。

一方鹿児島補選の宮路和明は71歳の元職。無党派層に不人気なのも当然といえるかもしれない。

次に国会対応の迷走ぶりである。

参院で総理の所信表明をさせない一方で審議には応じることにしたようだが、そのような分かりにくいことをしていれば無党派層からは積極的な支持は得られないだろう。

そして最後には自民党候補が選挙前から余りにも優勢すぎたことも大きいのではないか。

結果の分かっている選挙、しかも候補も魅力的でない、そのような選挙で『どうせ自民党候補が当選するんだから別の候補に投票しよう』と多くの有権者が考えたのかもしれない。

いずれにせよ国民的人気があるとされる石破茂小泉進次郎が応援に入っても無党派層を取り込むことが出来なかったのは事実だ。

さあ自民党執行部はどう手を打つのだろう。

前回の参院選とは異なり政権復帰・安定政権を目指す今度の選挙(衆参同日選挙の可能性がおそらく高い)において圧勝するためには無党派層を取り込まなければならない。

世論調査の数字だけ見て、ああこれは自民圧勝で民主終わったなと考えていたが、どうもそう簡単な話ではないようだ。

無党派層から何故支持されないのかを自民党新執行部が見極め手を打てるか。

もし今のままで次の選挙に突っ込んでしまうと、自民党の勝ち自体は揺るがないだろうが、自民党思ったより議席取れなかったなということも十分あり得るのかもしれない。