なぜ左派は負け続けるのか

なぜ日本の左派はこんなに弱いのか?ネトウヨが歴史を振返りながら考察するブログ

【政治】電撃解散−ため息しか出ない

衆参同日選挙で安定政権が誕生することが自分の望みだったがそれは叶わなかった。

追い込まれた野田総理は党首討論の場で解散に打って出た。

総選挙自体は自民党が圧勝するだろう。

アメリカ大統領選同様、視聴率を稼ぎたいマスメディアが第三極躍進などと煽っているが、結果は小選挙区制度によって中小政党は皆薙ぎ払われることになるのだろう。

小選挙区のほとんどを抑えると思われる自民党が結局大勝する。

しかし衆院で大勝して何の意味があるというのだろうか。

政権を安定させるには参院の過半数が何より必要なのだ。

2007年からの政治の混迷を生み出したのは参院の過半数割れだった。

しかし自民党は公明党を合わせても過半数に届かない以上、安倍政権が誕生したとしてもそれは極めて不安定なものでしか無い。

しかも一票の格差是正の区割りを行わないままなのでその正統性すら危ぶまれる可能性も抱え込んでいる。

民主党は来年の通常国会で間違いなくねじれを使って自民党と対決姿勢を取る。

来年夏にひかえる参院選目指して、選挙の無効や定数削減、問責などを使って徹底的に闘ってくる。

また、人々が思う以上に自民党が選挙制度に乗っかって大勝すれば、参院選では必ず揺り戻しが起きる。

来年の参院選で自民党が過半数を握れない場合、再び政治は何年も膠着状態に陥る。

この数年同様、目先の政局の読み合いばかりが政治家の頭を占めることになり、政治は停滞し日本はますます没落していく。

これを避けるには来年の通常国会の中で中選挙区導入など選挙制度をいじって自民が民主を吸収するしか無いが、あの安倍にそういった事ができるとも思えない。

総選挙の先には更に何年も続く政治の停滞しか見えない。

展望が見えない。

にも関わらず安倍を筆頭に自民党議員達は自身を待ち受けるであろう苦難に気づかず総選挙に浮かれている。

どうしてこうなった。

自民党は政治を安定させられる位置にいたのに。

もうなんというか、ため息しか出ない。