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なぜ左派は負け続けるのか

なぜ日本の左派はこんなに弱いのか?ネトウヨが歴史を振返りながら考察するブログ

【政治】逆襲の「安倍ちゃん」


■嘲りの中での出発

選挙中も選挙が終わったあともそうなのだが、安倍晋三を馬鹿にする空気が世間でもネットでもかなり強い。

そういう空気は「安倍ちゃん」(笑)のような呼び方に象徴されている。

また安倍を取り囲む政治記者らマスコミにもそういう空気が漂っていることはテレビを見ていても分かる。

まあ馬鹿にされるもの仕方がないだろう。

前回の辞め方が辞め方であったし、総裁に復帰したあとも存在そのものが確かに軽く感じられる。

しかし、そんな「安倍ちゃん」に妙な追い風が吹いているような気が自分にはするのである。


■ツキまくった総選挙

総選挙で安倍の背中を強烈に後押ししたものが3つある。①安倍相場、②トンネル事故と地震、そして③北朝鮮の人口衛星打ち上げや中国の領空侵犯といった安全保障の危機の3つである。


まず①安倍相場。

安倍の言い方が不味かったこともあって、大胆な金融緩和を打ち出した直後に白川総裁をはじめマスコミや民主党から激しくバッシングを受けることになった。

しかし、その後急激に円安株高が進行し安倍相場と言われるようになった。投機筋が動いているだけだからすぐに勢いは衰えると多くの専門家は予想したが、勢いは衰えず最終的には為替は84円を、株価は9500円を突破した。途中FRBの金融緩和強化があり円高に振れるだろうと言われたがそれでも円安株高は続いた。

インフレでは庶民は得をしないと言っていた野田や金融緩和はマネーゲームを生むだけといっていた福島瑞穂だったが、選挙終盤になると野田は1%の物価目標が現実的と言い福島は金融緩和と円安誘導を訴えていた(参照

気づけば金融緩和を訴えていた安倍が論点を設定しリードする形になっていた。これを後押ししたのが円安株高の安倍相場であった。


次に、②トンネル事故と地震である。

笹子トンネル事故では9人もの人がなくなっているので、『ツキ』と言う表現は良くないけれども、この事故と地震は国土強靭化計画で批判を浴びていた安倍を助けた。

国土強靭化計画と日銀の国債引受をセットにされ選挙序盤に安倍はマスコミや民主党だけでなく他の野党からも批判されていた。

しかし12月2日にトンネルが崩落し、7日には震度5の地震が東北地方を襲った。防災や減災、インフラ補修が必要だという声が急速に広がっていった。気づけば国土強靭化を表立って批判する声はなくなっていた。


そして③北朝鮮の人工衛星と中国の領空侵犯という安全保障の危機である。

国防軍などを掲げた自民党の公約を民主党やマスコミは選挙序盤批判していた。そして世論も若干引いてしまっていた。

しかし北朝鮮が人工衛星を打ち上げ中国が領空侵犯をしたことで国防軍に引いていた世論が自民党に再び戻っていった。また藤村官房長官の失言というおまけまで付いた。


地震と人口衛星打ち上げで野田をはじめとする主要閣僚が官邸に押し留められたことも安倍に有利に働いた。

党首討論での不意打ち解散にうろたえてから安倍には確実に逆風が吹いていた。世論調査では明らかに支持がなくなっていた。しかし上で挙げたようなことが次々と起こり気づけば逆風は止んでいた。

そして自民党は294議席を獲得して圧勝した。

確かに①や③は説明することは出来るかもしれない。ただ②はちょっと異様だと思う。

笹子トンネルの事故があってインフラ補修が必要という声が広がりつつある中でダメ押しのように東北で地震。

東京も結構揺れたが、自分は別の意味で怖くなった。

まあこれいじょう続けるとオカルトっぽくなるので止めるが、なんか妙な風が『安倍ちゃん』に吹いてる気がする。

確かに「安倍ちゃん」と笑われるのも分かる。見てると不安だし。何より軽いし。

でも一度奈落の底まで落ちた政治家が嘲りを受けながら両院の過半数以上を握り安定政権を作る所も見てみたい。嘲笑っていた人たちがどうするのかを見たいきがする。

さあ来年の参院選はどうなるだろうか。来年の8月にはどうなっているだろうか。

「安倍ちゃん」(大爆笑)となっているだろうか。それともその逆になっているだろうか。

ちなみにTVタックルに出ていた逆神福岡政行先生が「安倍は参院選まで持たない!」「安倍は参院選までだよ」とか言っていた。

これは逆神の御宣託が下されたのだろうか。

やっぱり「安倍ちゃん」に妙な風が吹いているような気がする・・・