なぜ左派は負け続けるのか

なぜ日本の左派はこんなに弱いのか?ネトウヨが歴史を振返りながら考察するブログ

【政治】在特会にすがる可哀想なリベサヨ

ツィッターで反ヘイトとか言うのが盛り上がっていて興味深く眺めていた。

そうか、そこが日本の左派の終着点か。


■反権力の破綻

55年体制が終わり小選挙区制度が導入された時点で反自民・反米国・反官僚といった安易な主張から日本の左派は抜け出すべきであったが、彼らはそれを拒否し反権力という無責任なスタンスを続けることを選んだ。

反権力とは権力を握ることを想定しない事を意味する。その意味で民主党が政権を担当することは初めから不可能な話であった。

しかし、米国のパワーが衰え自民党の経済政策の失敗が重なったこともあり、民主党に政権の座が回ってきた。そして反権力が権力を握ってしまったことで民主党は激しいアイデンティティ・クライシスに陥ることになった。

結局米国に土下座し官僚に依存し自民党と同じ道を歩んだ民主党は一年も経たない内に世論の支持を完全に失ってしまう。反権力という形で権力に依存し続けた日本の戦後左派は現実の壁の前で木っ端微塵に粉砕されて政治的に終わった。

ただ政界では敗れたが世論にはまだ反権力を支持する人々が依然として多かった。まあ政権交代から1年もたってない時点の話だから当然なのだが。そして民主党政権が現実に屈したことに対して大いに不満を募らせていた。そんな彼らに起死回生の機会が訪れる。

福島原子力発電所の事故である。

原発反対の機運が高まる中、日本の左派は脱原発と言う形で反権力、権力の打倒を果たそうとしていく。そしてそれを助けたのがツィッターであった。急速に広がったsns上での繋がりは原発に否定的な感情を急激に膨らませていった。政界では既に敗れていたが、国民の中にまだ沢山残っていた日本の左派は再び政権交代のような熱狂の中で立ち上がろうとしていた。

しかし原発反対のムーブメントはそれが出来た以上のスピードで自壊していった。原発再稼働について絶対反対・即時全廃炉の反原発派と、再稼働容認・段階的廃炉の脱原発派の間で深刻な路線対立が露呈し始めたのだ。原発反対の声が広がることに大いに貢献したツィッターでは、やがて反原発派と脱原発派の激しい内ゲバ・罵り合いが繰り広げられるようになった。『放射脳』という酷い揶揄もよく目にした。上杉隆がデマ杉とか言われて脱原発派から激しくバッシングされはじめたのもたぶんこの頃からだったと思う。

反原発派vs脱原発派に加え、政界でも旧左翼の社共や民主党が分裂して生まれたみどりの風、未来の党など脱原発を掲げる党が乱立したために、原発に反対する勢力はどんどん細分化されていった。このころには『放射脳』に加えて『オザシン』なんてレッテルもよく見かけた。まあとにかくグチャグチャであった。

そして当然そんな状況で選挙に勝てるわけもなく、大方の予想通り自民党が大勝し政権に返り咲き、原発反対のムーブメントは終わりを告げた。

こうして55年体制の影を引きずったまま『反権力』に篭り続けた日本の左派は政界でも世論の中でも壊滅したのである。


在特会にすがる左派

結局政権交代からの約3年で日本の左派が旗印にしてきた反自民・反米・反官僚、そして反原発といったものが全て破綻したわけだが、私は彼らがどうするのかかなり期待してヲチしていた。

反権力がアイデンティティだった彼らは権力の側に回ることで自己喪失に陥った。集団として残るためには反権力に代わる新しい柱を探さなければならない。それが何か私は非常に楽しみにして待った。

そして出てきたのが始めに書いた反ヘイトなるものであった。

ぶっちゃけ『oh....』である。

あっそこですか・・・・というのが正直な感想。

いや敵としてわかりやすいけれども。けれどもね。

新大久保の反韓デモも100人満たない規模でしょ。

しょぼすぎるというか反権力に代わる左派の柱にするには敵が弱すぎる気がするんですが。苦笑。

民主党社民党が『党存亡の危機!!』と悲鳴を上げるなか、ツイッターのリベサヨはニッチな極右叩きに熱中している。

そして好調な安倍自民党は労組に代わって企業に賃上げを要請したりしている。

なんだろうこの風景。

ああ、これが終わりなのか

これが日本の左派の終着点か。

ちょっと予想外だったな。