なぜ左派は負け続けるのか

なぜ日本の左派はこんなに弱いのか?ネトウヨが歴史を振返りながら考察するブログ

【政治】安倍晋三が独裁者になる日

安倍首相「有名な憲法学者」の名にポカン 「芦部信喜知らないって…」支持者もドン引き (1/2) : J-CASTニュース

改憲派の安倍が有名な憲法学者である芦部信喜を知らないと答弁したということで嘲笑する声が広がっている。

こういうのを見ているとずれているなあと感じさせられる。

というか最近の憲法改正を巡る話全般がどうもピンとこない。

何故誰も安倍がどのような戦略で憲法改正を果たそうとしているのかについて話さないのだろうか。


■憲法改正へのアプローチが変わった

第一次安倍内閣で安倍は馬鹿正直に正面から憲法改正を訴えて07年の参院選で散った。

その反省からだろう第二次安倍内閣では就任してから『実績を残して、国民の信頼を勝ち得る』という発言を何度もしている。

これは今までのようにイデオロギーに満ちた主張によってではなく、結果(主に経済政策の)で憲法改正を動かそうとしているのだ。

アベノミクスがもてはやされているが、実はアベノミクスとは憲法改正とセットなのではないだろうか。

アベノミクスで勝ち得た国民の信頼を憲法改正に利用する。

もしそうだとするなら今の安倍は憲法論議をするつもりがおそらくない。

経済政策が一段落し憲法改正論議が具体的に始まるときに、既に勝負が決している状況にするつもりなのだろう。

憲法改正を巡る戦いにおいて勝敗を分けるのは国民の支持である。

改憲派の安倍はそれを経済政策の成功によって獲得しようとしている。

一方で護憲派が何をしているかというと安倍の無知をあざ笑っているだけなのである。

私がずれているなあと思うのはそういうところなのだ。

憲法改正に向けた国民の支持獲得競争は既に始まっている。

ただ憲法改正反対派でそれに気づいている人は皆無だ。


■安倍が独裁者になるシナリオ

安倍が独裁者?笑、と笑う人がほとんどだろうが、衆院選とこの3ヶ月を見ていて十分ありえるなと私は最近思うようになった。

全てはアベノミクスの成否にかかっているが、これが成功した場合、選挙の勝利も合わさって安倍の求心力は異常なものとなるだろう。

私が考えているシナリオは以下のとおりだ。

13年参院選安倍自民党勝利

3年の長期政権。大胆な金融緩和により好景気到来

16年、好調な経済による高い内閣支持率を背景に衆参ダブル選挙を行い安倍自民党大勝

衆参両院で改憲派が3分の2を握り、96条改正が発議され国民投票により可決

発議要件が下げられたことにより憲法改正の国民投票が何度も行われることに

今年の夏の参院選で安倍自民党が勝てば安倍の求心力は一段と高まる。

そしてアベノミクスが成功したら国民の支持も集まりさらに安部の求心力は高くなる。

この時点で歴代総理の中でもトップクラスの指導力を持つ総理になっているだろうが、ここから好景気を背景に衆参ダブル選挙で勝ったりしたなんて日にはどれぐらいの力を持つのかちょっと想像がつかない。

そしてそしてこの勢いのまま憲法改正に乗り出してそれを果たしてしまったらどうなるのか。

そこまでいくと想像の範囲を超えるが、おそらく独裁者並みの権力を持つようになっているのではないだろうか。

これは荒唐無稽かもしれない。

私も衆院選までは安倍晋三をバカにしていた。その保守観は古臭いし、何より前の辞め方が辞め方だったからだ。

しかし衆院選の異様なツキと就任後の経済政策の強さを見せられて見方を変えた。

確かに安倍は頭のキレや人間力は無いように見える。田中角栄中曽根康弘、そして小泉純一郎などのように分かりやすい派手な要素も無い。

それでも何か異様なものを感じる。なんというか不気味というか。

勿論政治の世界は一寸先は闇なので、夏の参院選で自民党が負ける事もアベノミクスが失敗する事も十分ありえる。

しかし安倍が国民の信頼を得ることに一直線なのに対して、アンチ安倍はその事に全く無関心で安倍を嘲笑するだけな現状を見ていると、もしかしてこれこのまま行っちゃうんじゃねと思えてくる。


『実績を残して、国民の信頼を勝ち得る』

このとおりに安倍晋三が経済政策で実績を残して国民の信頼を勝ち得ることが出来れば、16年の衆参選挙とその先の憲法改正は殆ど手中に収めたのと同然だろう。

そしてその時には安倍晋三の求心力はえぐい事になっている。

人の無知をあざ笑うのもいいが、侮りすぎるとかえって思考停止に陥る事になる。

国会の政治勢力図や政治日程を見ながら未来の政治の姿を少し想像してはどうだろうか。

きっと素敵な未来が垣間見えると思う。