【政治】2013年参院選予想(4月版)

今年の初めに夏の参院選は『自公過半数』と『第二極を巡る争い』の二つが焦点になると予想したが、どうやら前者の方はもう確実な情勢で残る焦点は維新と民主の第二極を巡る争いだけになってきたようだ。

自公過半数確実

民主党が維新の会と共闘することを諦めたそうだが、その時に細野は『維新の会とは憲法観が違う』と発言していた。憲法を争点に自民維新と差別化を図るらしい。

全く愚かとしか言いようが無い。

イデオロギーで選挙は勝てないのだ。

それが去年末に行われ脱原発派が壊滅した衆院選の教訓である。そして安倍がイデオロギー色を全面に出して壊滅した07年参院選の教訓でもある。

景気や年金医療の社会保障など生活に身近なテーマで戦うのが選挙の基本ではないか。そして民主党は今まで社会保障の争点化で勢力を拡大してきた。

確かに自公と三党合意をした今、社会保障で差別化を図るのは難しいだろう。だからといっていきなり憲法改正の争点化ってそれ完全に死亡フラグやんか・・・

ついでに言うと維新の会の石原も憲法改正を争点に、と口走っているそうだ。

野党がこんな状態では自民党の圧勝はほぼ間違いないだろう。


■第二極を巡る争い―維新vs民主

民主党政権失敗によって民主党から多くの都市部無党派層が離反した。そしてその受け皿として維新の会とみんなの党が勢力を伸ばしてきた。

だがこれから先はわからない。都市部無党派層は本当に民主党を見限り維新の会に期待を託すのか。それとも再び民主党に支持を与えるのか。

個人的には橋下というカードを持っていて政権担当による幻滅感が無い分だけ維・み連合のほうが有利かなと思っているが、これはフタを開けてみなければわからない。

今回の参院選の結果で都市政党の再編がどのように進むかが決まるだろう。そしてそれは今後日本の政治が進む大きな方向性もまた決まることを意味する。


■議席予測

今年の初め頃まで私はざっくりこんな予想だった。

自民 公明 民主 維新 みんな 社共無
55 10 25 15 10 6

10年参院選、12年衆院選同様に有権者は選挙区で自民党、比例区ではその他の政党に入れる形で消極的支持を示すだろう、衆院選のゆり戻しもあるだろうから自公ギリギリ過半数かな、と考えていた。

ところが経済政策がハマり、内閣支持率は政権発足後も上昇しその水準を保つ展開となった。

消極的支持から積極的支持に空気が変わり、自民党は比例票も伸ばす可能性が出てきた。

自民 公明 民主 維新 みんな 社共無
60 10 20 15 10 6

そして現在野党は連携を失敗した上に選挙戦略でも迷走している。

こうなってくると自民は更に票を伸ばしそうだ。

自民 公明 民主 維新 みんな 社共無
65 10 18 14 8 6

今の私の参院選の議席予測イメージはだいたいこんな感じ。

参院選で65も取れんのかと思われるかもしれないが、10年参院選で自民党は選挙区39比例区12だったので比例が伸びれば60の大台は見えてくる。

そして前回の衆院選同様、野党が乱立しているので選挙区では死票が再び多く出ることになり、比例では票が分散し自民党の得票率が上昇することになる。

政権与党に追い風+野党壊滅という状況で選挙が行われるのは戦後初めてなのではないだろうか。55年体制の時は社会党があったし、小泉政権の時は民主党が、民主党政権の時は自民党が受け皿として機能していた。

その受け皿が壊れてしまった。なので正直予想がつかない。想像以上に議席が伸びるのか、思ったほど伸びないのか。

ただ、よほどの事が無い限り夏の参院選で自民党は60の大台ラインを超えてくるのはたぶん間違い無い。