なぜ左派は負け続けるのか

なぜ日本の左派はこんなに弱いのか?ネトウヨが歴史を振返りながら考察するブログ

【政治】維新の会は終わったのか?

毎日新聞

 任期満了に伴う兵庫県伊丹市長選と同県宝塚市長選が14日投開票され、伊丹市は藤原保幸氏(58)=自民、民主、公明推薦=が3選、宝塚市中川智子氏(65)=民主支持=が再選を果たし、いずれも現職が勝利した。日本維新の会が大阪府外の首長選で初めて公認候補を擁立。今夏の参院選と同県知事選の行方を占う選挙としても注目されたが、惨敗した。

 維新は、伊丹市長選に岩城敏之氏(52)、宝塚市長選に多田浩一郎氏(40)と、いずれも前市議の2新人を擁立。橋下徹共同代表が告示日の7日と投票前日の13日の2度にわたり両市に応援に入り、公務員批判を展開し市役所改革を主張した。両市は大阪のベッドタウンで、昨年の衆院選比例代表でも維新の得票率が30%前後でトップ。大阪府外への支持基盤の拡大を目指す維新は、勝利の可能性が高い地域とみて力を注いだ。

 しかし、他陣営からは、橋下氏が大阪(伊丹)空港の廃港を主張してきた点を批判された。さらに、選挙前に維新幹部が阪神地区や神戸市を「特別区」にする将来構想を披露したところ、維新と大阪都構想から兵庫を守ろうとするキャンペーンを展開されて、防戦に追われた。

伊丹市長選と宝塚市長選で維新の会候補が惨敗した事で『橋下オワタwww』みたいな声が広がっているが、私はその見方には同意しない。


■維新の会の二面性

維新の会には地域政党と国政政党という二つの顔がある。

そして関西圏の人々はこの二つを分けて認識している可能性があるのだ。

つまり大阪都という拡大政策をとる橋下は御免だが、遠い国政で暴れる橋下は応援したいという微妙な感情を関西圏の人々は持っているのではないかという可能性だ。

その端的な例が堺市だ。

堺市大阪都構想により解体される危機に晒されており、橋下を裏切った現堺市長を筆頭に多くの堺市民は大阪都構想に反対している。

そのため前回の総選挙において堺市民が敵対する維新の会に対してどういう投票行動を見せるか注視していた。

結果堺市が含まれる3区中2区で維新の会候補が当選した。(残り1区は公明の北側がいた為に維新は候補を立てなかった)。

大阪維新の会大阪都構想が全てであったが、日本維新の会にとって大阪都構想は柱の一つでしかない。

大阪都構想には反対だが、それ以外のものには賛成という立場を関西圏の人々はとっているのではないだろうか。

世論調査の数字もそれを裏付けていると思う。

無党派層の潜在的支持に大きく依存する都市政党の力を測る『予定投票先』において下がってはいるが維新の会はまだ野党第一党で高い水準を保っている。

そして首都圏が調査対象の新報道2001では維新の会の数字は低いので、首都圏以外おそらく関西圏で維新の会は無党派層から高い支持を受けていることが想像される。

それに言われてるように維新の会が失速しているなら幾らかは同じ都市政党の民主党に流れているはずなのにその兆候も無い。


まあ正直、維新終わったwwと騒いでる人たちは早漏過ぎると思う。笑。

気持ちは分からないでも無いけれども。

世論調査の数字を見ても選挙はさんで数字が急上昇急降下するのは無党派層に依存する都市政党の典型的パターンであるし、政党支持率と予定投票先の数字が大きく乖離している事からも維新が無党派層の支持を維持する事に成功している事が分かる。(逆に二つに殆ど差が無い民主党は無党派層から支持を取り戻せていないことが伺える)。

地方選挙になれば地方政党としての維新の会の面が強調されるので他府県で勝つのは難しいのは当然だろうし、大阪色が薄まる国政選挙になれば維新の会は大阪以外の関西圏で普通に票を集めるだろう。今までもそうだったしこれからもそうだろう。

5月頃には参院選や都議選が視界に入り始め政治は選挙モードになって熱を帯びてくる。

そうなると今まで態度を明確にしていなかった都市部無党派層が消極的支持を表明し始めるので世論調査の都市政党の数字もぐんぐん上昇してくる事になる。

そのときに民主党の数字が上昇し維新の会を上まわれば、維新の会は終わったといっていいだろう。

ただまあ維新の会が普通に上がってくると思うんだけどね。