【政治】菅直人を賞賛していた人たちは今こそ菅を助けるべき

菅直人が苦境に立たされている。

去年の衆院選で比例復活で辛うじて生き延びたが選挙区で落選。先月の都議選では基盤の小金井市と武蔵野市で子飼いの候補が相次いで落選した。

そして今回の参院選東京選挙区、民主党執行部が候補を一本化したことに反発し無所属で立候補した大河原雅子の支援に回ったのだが、これに対して民主党内から厳しい視線が注がれているのだ。

菅元首相県内入り中止 「脱原発色」に連合が抵抗感
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130706t11025.htm

細野氏、連日の「菅たたき」 新しい民主党アピール?
http://www.asahi.com/politics/update/0709/TKY201307090366.html


自民党によって自身の政治基盤を崩されつつある中、党内でも微妙な立場に立たされている菅直人

その焦りからだろう。妙に陰謀論風味なことをブログに書いていた。

安倍総理の大陰謀
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11567262706.html#main

世間的に強いとされるものを攻撃する事で大衆の興味を引くのは菅直人の昔からの手法だが、こういうものを見るとヤキが回ったというか末期的なものを感じる。

こんな男を3・11の直後に日本を救った英雄の如く持ち上げていた人々は今こそ助けてあげるべきなのではないだろうか。いや、ぜひとも助けるべきだろう。菅が支援する大河原のポスターの一枚ぐらい貼るのを手伝ってはどうか。そして菅を排除する民主党執行部や大河原を押し出した鈴木寛をぶっ潰すべきだ。なにせ菅は救国の英雄なのだからそれぐらいして当然だろう。笑。


社民連田英夫はかつて菅直人を自分派と呼んだ。調整や根回しをせず権力にひた走る自分の利益しか考えない菅の人間性を批判的に評したものだが、これ以上的確な表現はないだろう。自分派の菅は仲間が少ないがゆえに政治の世界で出世する為には党外、つまり大衆の人気をえるしかなかった。党内の不人気を党外の人気で押さえ込むのが菅直人の政治スタイルだった。その為に菅はポピュリズムに走るのが常であった。薬害エイズ事件はその代表だろう。99年の民主党代表選では不倫騒動で地に落ちた自身の党外人気を補う為に当時人気のあった中坊公平を代表選に担ぎ出そうとした。そして04年には年金未納で代表を引き摺り下ろされるまでその座に見苦しくしがみついた。

強烈な権力志向と往生際の悪さ。人望が無い為に大衆に縋らざるを得ないその政治スタイル。3・11直後に統治機構を混乱に陥れた菅直人の人間性が抱える問題点は菅が総理になるまでに実は明らかになっていた。

菅直人は震災を利用し自公を閣内に引き込み自らの政治基盤を強めようとしたが、提示されたポストやそのやり方などから菅の計算が透けて見えたために自公執行部から強い不信感を抱かれ国会を挙国一致態勢にする事に失敗した。

また、政府内でも官僚を指揮命令系統から排除した為に官僚機構の士気低下と機能不全を招いた。

菅直人はよく浜岡原発の停止が既得権益の反発をかい内閣不信任案を招いたと言っているが、それは事実とは異なる。実際は震災直後の4月の時点で既に菅政権は永田町と霞ヶ関をコントロールする力を失っていた。政治の内側では既に見放されていたのだ。それに対抗する為に菅は政治の外側の大衆に縋ったのが実際のところなのである。それが浜岡原発の停止とその後に続く脱原発路線だった。しかし99年の民主党代表選のように外の人気で内の不満を押さえ込むやり方は更なる反発を呼び、不信任案可決は凌いだものの結局は退陣に追い込まれた。その際にも年金未納の時のように見苦しく総理の座にしがみ続けた。

統治に失敗し、統治機構内で充満する不満と反発を押さえ込むためにポピュリズムに走り、その結果統治機構の混乱と停滞を招き、しかもそれに見向きもせずに総理の座に居座り続けたのが菅直人という政治家なのである。

そして今も、民主党執行部の決定を無視し脱原発一本で党外人気を得ようという自己の利益を優先している。まあ、ただ党外人気も全く上がらない上に党内からも批判に晒されているということで菅のいつものダメなパターンにはまりつつあるようだが。おそらく党内の反発に対抗する為に一層大衆に媚び、それが更に自分の首を締め上げていく事になるのだろう。笑。

こんな政治家が日本を救ったって?悪い冗談にしかきこえない。

まあ本気で菅直人が日本を救ったと考えるような奇特な人がいるなら(震災直後のはてブとかにたくさんいたなー。最近は殆どいなくなったようだけど)、菅を助けてあげればいいのではないだろうか。というか助けろ。そして共に失せろ。笑。


追記

吉田所長の死を惜しむ
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11569776785.html

菅直人の吉田所長への追悼文だが非常に菅らしい。笑。

批判する事でしか支持をえられない悲しい性が見える。

自分の利益になる事なら人の死さえ利用する、自分派らしい政治家といえばそうなのだろうが、こんな政治家を未だに支持する人はいるのだろうか。

もしいるとしたら私にはちょっと理解できない。