【国際】韓国の追い詰められっぷりが上半期の日本と重なる

集団的自衛権:米国務長官「安倍首相の努力を高く評価」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/11/15/2013111500980.html

今年上半期の時点で、米国内部には、韓国・中国など周辺諸国と対立を引き起こす安倍首相の歴史認識について低く評価する流れが存在していた。しかし下半期に入ると、軍事的安全保障の論議が活発になる中、こうした低い評価はかなり薄まった。とりわけ安倍首相が、就任後に靖国神社参拝を行っていない点、韓日首脳会談などを積極的に要請している点などを評価している。

今年上半期、確かに日本と韓国に対する米国の対応にはかなり温度差があった。ただそれもエジプト、シリアと米国が外交失態を重ね国際的影響力が著しく落ちたことで米国が日本に接近せざるを得なくなり状況は一変した。

米国を中心とした欧米諸国の安倍とパククネに対する視線が劇的に変わったことはさまざまなところから見て取れる。先日話題になった英エコノミストのコラムでも

韓国の批評家に言わせると、この方針は日本経済を長期にわたる不振から脱却させるための「アベノミクス」政策と一体になっている。彼らの目から見れば、日本の唯一の戦略は国家主義の復活なのだ。

 米国の多くのアナリストから見ると、この見解は笑ってしまうほど不当に思える。

と、かなりばっさり韓国は斬られている。しかしこの韓国の批評家のようなことを今年の上半期にはフィナンシャルタイムズも書いてたりするのである。

・歴史を修正しても日本は復活させられない
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37858

パククネが国賓として訪英した直後にもかかわらず、英国の新聞にこんな風にかかれるのは韓国に対する評価がそれだけ厳しいものになっている事が伺える。

歴史至上主義を掲げ日本叩きに邁進したパククネと韓国は上半期こそ成果を挙げたが、下半期になると急速に孤立し気づけば全面的に支持してくれるのは中国だけという状況に慌てている。

慌てている韓国は米国以外の勢力、EU諸国やロシアなどを引き込もうとしたり、日本の週刊誌報道に対して反応したりしている。

・文春報道、韓国で波紋 「韓国は愚かな国、首相が発言」
http://www.asahi.com/articles/TKY201311150424.html

週刊文春の記事に対してまじめに懸念表明ってどんだけ余裕ないねん、と失笑してしまうのだが、よく考えれば今年上半期の日本もそうだった。

米国から冷遇されナショナリストとバッシングされていた安倍政権は『逆切れ』気味に飯島勲を北朝鮮に送って独自外交をしようとしたり、『原爆は神の懲罰』と書いた中央日報のコラムを菅官房長官が激しく非難し政府が正式に抗議したりしていた。

ソースもはっきりしない週刊文春の記事を持って外交的にゴネるなんて無理筋というか正気かと思ってしまうわけだが、そこからは日本ペースで進む現状を例え無理筋でも何とかして変えたいという韓国側の焦りが見える。その姿が上半期つらい立場にあった日本政府と重なる。

ちなみに『中国は〜一方で韓国は〜』という首相周辺の声は約一週間前に報じられている。
・サミット開催主導せず 日本、韓国に失望「放置するしかない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131108/plc13110808160003-n1.htm

別の政府関係者は「関係の冷え込みにもかかわらず、中国は経済交流を分ける節があるが、韓国はあまりにも感情的だ」とし、日中関係の改善を優先する構えもみせる

まあ文春がこの辺を表現的に『盛った』のだろうというのは想像に難くない。


たった数ヶ月で完全に立場が入れ替わった安倍晋三とパククネ。

米国を引き込み韓国に対して友好を呼びかけつつ現状維持から一切譲歩しない安倍政権に対してパク政権は完全に手詰まりになっている。

頼みの米国も歴史問題で日本にプレッシャーをかけるどころか、逆にパククネがあまりにも頑なだと韓国側にプレッシャーをかける有様である。

あくまで歴史問題押しでいくのか、それとも歴史問題を脇に置き日韓首脳会談に応じて米国が進める日米韓連携に組み込まれる事を受け入れるのか。

中国と米国の間で韓国がバランスを保つ為の一つの解が歴史問題で日本を叩くという事であった。そしてそれは既に詰んでしまった。

今韓国政府は無条件で日韓首脳会談に追い込まれることを何とか避けようとしている。日本に完敗したという国内世論の批判を避ける為に何か歴史問題で日本から譲歩を引き出そうと足掻いている。

しかし今回の文春の件で見せた韓国政府の神経質な対応は韓国側の苛立ちと焦りがかなり高まっている事を皮肉にも露にした。

たぶん日韓関係、決着の時はそう遠くないだろう。