なぜ左派は負け続けるのか

なぜ日本の左派はこんなに弱いのか?ネトウヨが歴史を振返りながら考察するブログ

【国際】追い込まれたパククネ

「河野談話見直さず」 微妙な時期に言葉を変えた安倍首相 | Joongang Ilbo | 中央日報

  しかし韓国政府としては「オバマ米大統領の4月のアジア歴訪前に韓日両国が関係改善に取り組んでほしい」という米国側の催促が負担となる。韓国が日本の融和ジェスチャーを拒否する印象を与えかねないからだ。 

  韓国外交当局者は「昨年12月中旬までは米国と日本が同じ側に立って韓国に『対話の扉を開くべき』と圧力を加えたとすれば、安倍首相の靖国神社参拝以降は韓国と米国が日本を攻撃する構図だった」とし「しかしまた日米対韓国の様相に変わっている」と懸念を表した。

 

安倍晋三河野談話継承を明言した事でパククネは追い込まれることとなった。

 

■パククネの置かれた状況

まず、何故パククネがあれほどまでに頑なだったのかを説明すると、理由は2つある。

 

・韓国の憲法裁が慰安婦問題放置に違憲判決を出した。

・米中に挟まれる中で日本を悪者にする事によりバランスを取ろうとした。

 

イミョンバクも慰安婦問題で終盤強硬に出、日本側から譲歩を引き出せずに竹島に上陸したが、その裏には韓国の憲法裁による判決で大統領の退路が断たれたことがあった。この違憲判決の呪縛は後任であるパククネも当然縛る事になった。

 

そして米中の狭間でゆれる韓国の状況も大きく影響を与えた。韓国は安全保障は米国に依存する一方で経済は中国に依存しているという状況に置かれている。韓国ではこれを『アジアパラドックス』と読んでいるが。この股先状態を避け、米中両国と良好な関係を築く方法として日本を歴史問題で悪者にすることをパククネは選んだ。具体的に言えば、日本が歴史を直視しないと非難する事で日米韓安全保障体制に組み込まれる事を拒みながら米国の不興を買う事をたくみに避け、一方では中国と日本叩きで協力し合うということである。

 

韓国国内からの突き上げ(違憲判決)と国際情勢(米中ジレンマ)の二つを同時に解決する答えとしてパククネは慰安婦問題で日本に一切譲歩せず強硬に出るということを選んだのである。

 

■パククネと韓国のこれから

この一挙両得なパク外交が現在どうなっているかといえば、安倍晋三河野談話継承という従来の日本政府の方針を踏襲しただけで日米韓三カ国首脳会談を行わざるを得ない状況に追い込まれている。

 

慰安婦」解決、法的責任・謝罪・財政支援を 韓国 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0101A_R00C14A3PE8000/

韓日首脳会談、核サミット視野に水面下で調整かdonga.com[Japanese donga]

政府では、李明博(イ・ミョンバク)政府時代、日本側との議論の過程で提起された、野田佳彦首相(当時)が慰安婦問題を謝罪して駐韓日本大使が慰安婦被害者を訪ねて謝罪の意思を明らかにするといった案もひとつのアイディアとして検討している。

 

 

このように韓国側は首脳会談と引き換えに日本政府に慰安婦問題の法的責任を認めさせるか、最低でも駐韓日本大使に慰安婦に対して直接謝罪させることを考えていた。しかし結果は現状維持で何も得ることが出来ないまま首脳会談へと追い込まれた。

 

そしてその場は日米韓三カ国首脳会談であり、その後にはオバマの訪日訪韓が控えている。米国としてはこれを切っ掛けに日米韓の安全保障面での連携を深めるように日韓に当然働きかけるだろう。

 

しかし上で述べたようにパククネの異常な対日強硬姿勢の裏には日米韓の安全保障の枠組みに組み込まれ中国との関係が悪化することを避けるという目的があった。日米韓三カ国首脳会談をパククネが受け入れるという事は『アジアパラドックス』の中で韓国のバランスが崩れる事を意味する。

 

パククネが首脳会談に応じるかは未だ不透明だが、パククネと韓国の未来は今、大きく二つに分かれつつある。

 

まずパククネが今回の河野談話継承を受け日米三カ国首脳会談に応じる場合。

 

日本から譲歩を引き出せなかったということで韓国国内(憲法裁の違憲判決)から突き上げを食らう。また日米韓連携に組み込まれる事により中国との関係が悪化する。

 

次にパククネが首脳会談を蹴った場合。

 

米韓首脳会談とオバマの訪韓でも米国の意向に真っ向反対する形となる為に、米韓関係はかなり悪化するだろう。となると北朝鮮が突発的な挑発を行う可能性も高まる。

 

以上のように韓国国内、米国、中国との間でバランスをとる為の解が慰安婦問題で徹底的に日本を批判するという事であった。しかし今そのバランスが崩れようとしている。

 

パククネはどういう選択をし、韓国のバランスはどのように崩れるかこれは見ものである。